本文へスキップ

[意見募集] SMETA7コンサルテーション ‐ SMETAの継続的な品質改善に向けて

SMETA7は、AAC(認定監査機関)、Sedexのお客様、ならびに外部ステークホルダーとの広範な協議を経て、2024年9月に正式に導入されました。導入以降、これまでに71,000件のSMETA 7監査が実施されています。
実装プロセス全体を通じて、SMETA Evolutionチームはお客様および認定監査機関と緊密に連携し、課題の把握や、更新された手法の効果的な活用を支援してきました。


これまで寄せられたフィードバックは概ね前向きであり、特に以下の点が評価されています。

  • 職場要件がより明確になったこと
  • 協力的是正措置が要求される指摘事項(Collaborative Action Required:CAR)の導入
  • 新しいマネジメントシステム評価

一方で、実施の一貫性を確保し、評価や是正対応をより強化するために、さらなる改善が必要な点もステークホルダーから指摘されています。

本コンサルテーションでは、2つの主要な分野に焦点を当て皆様からのご意見を募集します。

  • 協力的是正措置が要求される指摘事項(Collaborative Action Required:CAR)メカニズム
  • 指摘事項タイトル(Issue Titles)

SMETA 7のリリース以降、最も多く寄せられているフィードバックは、協力的是正措置が要求される指摘事項(Collaborative Action Required:CAR)メカニズムを実務でどのように運用するかという点に関するものです。
これは会員にとって優先度の高い課題であり、本意見募集における重要な検討テーマとなっています。

SMETA 7のリリース時、Sedexは、指摘事項タイトル(Issue Titles)が改善の重要な分野として特定されていたにもかかわらず、新しい手法の更新には含まれていなかったことから、2025~2026年に見直しを行うことを約束していました。

Sedexは現在、この2つのテーマに特化したご意見を募集いたします。

意見募集の目的 

目的は以下の通りです:

ー協力的是正措置が要求される指摘事項(Collaborative Action Required:CAR)および指摘事項タイトル(Issue Titles)に関する主な課題について、Sedex会員、AAC(認定監査機関)、その他ステークホルダーから意見を収集すること

ー寄せられた提案を整理し、Sedexが実施可能な優先的解決策を特定すること

ーSedexの2026年の活動方針に反映すること

ー受領したフィードバック、対応内容、およびそれに基づくSMETA 7や関連サービスへの変更点について情報共有すること

また、Sedexは、すべての変更がETIベースコード、ILO条約、人権デューデリジェンスの期待、および関連法規制と整合することを確かにします。
意見募集を通じて特定された優先分野は後に共有され、その後、少人数のワーキンググループと連携して合意された改善を実施する予定です。 

意見募集の対象分野 

1. 協力的是正措置が要求される指摘事項(Collaborative Action Required:CAR)

CARは、SMETA 7で新たに導入された指摘事項の種類です。
CARの目的は、より複雑で長期的、または複数関係者による協働が必要な是正対応が想定される課題を監査で指摘できるようにすることです。

CARには以下の特徴があります。

  • 深刻度(クリティカリティ)の設定なし
  • 是正期限の設定なし
  • 監査員による是正措置の確認(バリデーション)は不可

CARは、以下の分野にまたがって14種類設定されています。

  • 雇用は自由意思に基づくこと
  • 責任ある採用および就労資格
  • 児童労働の不使用
  • 生活賃金の支払い
  • 差別の禁止

CARの具体例

  • 法令に違反して採用手数料や関連費用が労働者によって支払われており、労働者への全額返金計画がない
  • 児童労働が確認されたが、ILOガイダンスおよび該当する国内法に沿った是正が行われていない
  • 生活賃金ギャップ分析が未実施

フィードバックにより、以下の3つの分野でさらなる支援が必要であることが示されています。

1.CARの効果的かつ一貫した優先順位付け

2.CAR発見後の是正措置の実行および対応

3.進捗状況の可視化とモニタリング

2. 指摘事項タイトル(Issue Titles)

指摘事項タイトルは、SMETA監査で指摘される不適合・非遵守事項を分類するための項目です。各指摘事項タイトルには以下が設定されています。

ー問題の深刻度(クリティカリティ)

ー是正措置完了の推奨期限

ー是正措置の検証方法(オンライン上で是正措置を検証する「デスクトップ」、または二次監査にて是正措置を検証する「フォローアップ」どちらかで、監査員が是正措置を検証します。)

※是正措置完了の推奨期限および検証方法は、監査終了後のクロージングミーティングで変更される場合があります。

SMETA 7リリース時に指摘事項タイトルの一部の更新は行われましたが、混乱を最小限に抑えるため、Sedexは包括的な見直しを後日実施することを約束していました。本意見募集では、以下の課題について検討します。

1.表現の正確性:指摘事項タイトルが職場要件を正確に反映しているか、追加・削除・修正が必要な箇所を特定

2.深刻度の妥当性:現在設定されている深刻度が労働者および環境へのリスクを適切に反映しているか

3.検証の実行可能性:是正措置検証の構造や手順を改善し、より効率的かつ確実な検証を可能にする

4.適切な選択:リスト構成の見直しにより、より一貫性のある正確な指摘事項タイトルの選択が可能になるか

※本意見募集では、職場要件そのものの根本的な変更は対象外です。

参加方法 

本意見募集は、2026年第1四半期(1~3月)を通じて実施され、複数の参加機会が設けられています。

1. メールによる意見募集(2026年1月〜3月)

ーご意見はstakeholderfeedback@sedex.com までご提出ください。

ー会員はアカウントマネージャーを通じて、SMETA Evolutionチームとの電話ミーティングをアレンジすることも可能です。

2. SMETA7.0コンサルテーションに関するオンライン説明会の実施(2026年1月末)

ー認定監査機関を含む、Sedex全会員および主要ステークホルダーを対象に、本意見募集の範囲について説明するウェビナーを開催します。Q&Aやアンケートの機会が提供されます。

ー認定監査機関を含むSedex全会員は、このウェビナー中に、次に開催される優先課題の議論セッションへの参加希望を表明することができます。 

3. SMETA7.0コンサルテーションの実施(2026年2月〜3月)

ー募集した意見をもとに、異なるタイムゾーンごとに小規模かつ集中したセッションを実施し、Sedexの優先課題を決定します。

ーサプライヤーのみのセッションも予定しています。

※参加人数には制限があるため、定員を超えた場合はSedexが代表的な参加者を選定します。

※参考:CAR優先課題に関する英国ワークショップは、2025年11月20日にUK Xchangeイベントで開催されました。

4.コンサルテーション終了後の情報共有
ーSedexは、合意された優先課題をウェビナー、メール、オンラインを通じて共有します。

ー意見募集の終了後、サプライヤー、バイヤー、認定監査機関で構成される小規模ワーキンググループを招集し、合意された改善策の実行をサポートします。

ープラットフォームにおける変更点は、事前に計画され、導入前に通知されます。

  • 2026年第1四半期(1~3月):指定のメールアドレスまたはアカウントマネージャーを通じて意見を募集
  • 2026年1月27日:コンサルテーションの内容紹介とQ&Aの機会を含むウェビナーを開催
  • 2026年2月:集まった意見をもとに、優先課題を決定する小規模のグローバルコンサルテーションを開催
  • 2026年3月末/4月初旬:協議結果およびSedexの2026年優先行動に関する最新情報を共有

Sedexは、年間を通じて会員およびAAC(認定監査機関)に最新情報を随時お届けします。
合意されたプラットフォームの変更についても、開発スケジュールを立てた後にお知らせいたします。


Sedexがあなたのサプライチェーン目標の実現をどのようにサポートできるか、ぜひ私たちのチームにお問い合わせください。